みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

浅間焼見聞實記 - 翻刻

浅間焼見聞實記 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

  いさこのふりける比石井明房先生の   よめる 遠近の草もいさこにむもれては  こゝも浅間の野らとなりける   同し頃かくおもひつゝけ侍る                      重秀 浅間山あさましの世となりにけり   まちるよもきも砂にわかれず      去年の秋いたく砂のふりかゝり   て木々か枝もかれ果ぬれは花の   春も名のみしてうつ〳〵となかき   日を送るにかてさへすくなけれは飢人   こゝかしこにたふれふしいと世の   中しつかならされは  重秀 世のうさをおもひ忘れてみるへきに  花さへさかぬはるやいかなる