翻刻
○したゝめやう
○仮(カナ)字のたがへるは 《箱:《ルビ:いゐひ|イヰヒ》》 《箱:《ルビ:えゑへ|エヱヘ》》 《箱:《ルビ:おをほ|オヲホ》》 《箱:《ルビ:はわ|ハワ》》 《箱:《ルビ:うふ|ウフ》》 《箱:《ルビ:じぢ|ジヂ》》 《箱:《ルビ:ずづ|ズヅ》》等(ナド)なり
古言梯字音仮字格|其他(ソノホカ)の仮字格(カナヅカヒ)の書(フミ)を視(ミ)て覚(サト)るべし
○字(モジ)の似よりて 《箱:《ルビ:らち|ラチ》》 《箱:《ルビ:りか|リカ》》 《箱:《ルビ:うら|ウラ》》 《箱:《ルビ:エヱ|えゑ》》 《箱:《ルビ:ヲラ|をら》》 《箱:《ルビ:ミシ|みし》》などなり
たかへるは らは《箱:ら》ちは《箱:ち》エは《箱:エ》ヲは《箱:ヲ》とよみやすく認むべし
○すて仮字(カナ)は 《箱:《ルビ:後|ウシ》ロ》 《箱:《ルビ:際|アヒ》ダ》 《箱:《ルビ:忽|タチマ》チ》と書くはわろし《箱:後 ̄ロ》 《箱:際 ̄タ》 《箱:忽 ̄チ》とす
べし
○書法(カキカタ)のたがひは 《箱:《ルビ:あめ|雨風》かせ》 《箱:《ルビ:よるひる|夜昼》》共にわろし《箱:《ルビ:風雨|アメカゼ》》 《箱:《ルビ:昼夜|ヨルヒル》》と記すべ
し
○真字(マナ)にて 《箱:人〳〵》 《箱:中〳〵》など書くはわろし《箱:人〻》 《箱:中〻》とすべし
○仮字(カナ)にて 《箱:なか〻》《箱:ひと〻》共にわろし《箱:なか〳〵》 《箱:ひと〳〵》なり
○干支(エト)の書法 《割書:乙 | 夘》【「乙夘」は箱書き】わろし《箱:乙夘》と書下すべし
○本文次の行(ケタ)へ 《割書:、、、、天地 お |のつから》わろし 《割書:、、、、天地 |おのづから、、、》としたゝむべし
うつる時の書法 【「おのつから」「天地おのづから」は箱書き】
又《割書:、、、、ふかくさ|のみじかき、、、》などもよろしからす《割書:、、、、ふかくさの|みじかき、、、、》とすべし
【「ふかくさのみじかき」二ヶ所とも箱書き】
【上段】
地震学教室図書之印【印】
此所文字の似よる
事をいふ条(クダリ)なれば
成たけ字のまがふ
やうに書べし
此一枚は後〻写し
伝えん人の心得にもと
記し置たれば必
認むべし