← 前のページ
ページ 129 / 184
次のページ →
翻刻
【右丁】
車セイロウ 日中仕寄に用之
【左丁】
《箱:第七》 高(たか)ぜいろうの事
▲土俵(どひやう)をたかく築(つき)あぐる。是(これ)土山(つちやま)せいろう也。
夜中(やちう)を専(せん)に築(つき)たつべし。其うへにせい
ろうを組(くみ)。大 筒(づゝ)石火矢(いしびや)仕掛(しかけ)をき。城中(じやうちう)のつ
よき矢倉(やぐら)をうたするなり。同つりぜいろう
といふは柱(はしら)を立(たて)。帆(ほ)ばしらのせみ口(ぐち)のやう
にし。一両人いるほどに鉄籠(てつろう)をこしらへ。是に
くさりをかけ人を入(いれ)城中(しやうちう)をさて見るなり。
大かた此 図(ず)にて万事(ばんし)工夫(くふう)肝要(かんよう)たるべき
ものなり