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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 137

ページ: 137

翻刻

【右丁】 はなきものなり。かね〳〵仁義(じんぎ)天理(てんり)を得。た すけあまねき賢君(けんくん)に。いづれの人か背(そむく)べし 《箱:第十五》 城のり前(まへ)の事 ▲城より惣構(そうかまへ)のうちを焼(やき)はらひ。一二の丸(まる)へ 引籠(ひきこもら)ば。もはや城中(しやうちう)覚悟(かくご)きわめぬるに。 卒爾(そつじ)に乗(のる)事すべからず。火の手をもし づめて。後日にのる事尤なり。此時に乗込(のりこむ) とも。焼跡(やけあと)の気(き)づかひをし。歩武者(かちむしや)に杖(つえ)つ かせ。落穴(をとしあな)もあるべきかと。つきうかゞはせて。 とくと心得して乗(のる)事尤なり 【左丁】 承応二年六月下旬 正玄         七冊之内        宥印