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【右丁】
第九 順(しゆん)の夜討(ようち)の事
第十 ようち隠密(おんみつ)の事
第十一 先手(さきて)を替(かゆる)事
第十二 矢(や)じるしの事
第十三 夜軍(ようち)方角(ほうがく)の事
第十四 又あひずの事
第十五 敵(てき)より夜(よ)うちの事
【左丁】
軍法極秘伝書(くんほうごくひでんしよ)四
合戦之巻(かつせんのまき)
《箱:第一》 大将(たいしやう)こゝろもちの事
▲軍(いくさ)は勝(かつ)へきをしりてたゝかひ。あやうき
を見てやむるなり。とかくつね〴〵。道(みち)を
道(みち)にうしなふ人の勝事(かつこと)やあるべき。道(みち)を
みちにおこなはず。万民(ばんみん)のたすけなく。あ
はれをしらぬ悪将(あくしやう)に。たれか心(こゝろ)をあはせん
や。第(たい)一 天(てん)の命(めい)もおそろしく。ほろぶる事
とをからず。其家(そのいへ)〳〵名字(みやうじ)のたゆるのみな