みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE3

大地震實録 - 翻刻

大地震實録 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

大坂辺  大地震津波図 東海道    大坂           津浪之図  一天王寺清水舞台         一塩町さのやはし 一汐津はし近辺 一京町堀三丁目 一あわさとや町近辺  都合廿軒はかり 一御池通り五丁目    四軒はかりつふれ 一北久太郎町井地    北家二三軒 一福嶋五百らかん 一籠屋町 一難波新地ミそのかハ 一住吉燈籠六分   通こける 一天満天神井戸屋形 一順けい町井地角 一玉造二軒茶や十軒  はかり 一阿弥陀池横門筋 寅十一月五日大地震ゆり通しの中へ湊口沖手より 大津波打込川口ニ碇泊有之大船小船とも不残 安治川橋上手へ打上ケ安治川はしかめはし 打流れ申候て大船帆柱立たる侭橋より上へ 打上ケ申し候道頓堀川にてハ大黒橋迄橋不残落申 候 て大黒橋迄大船小船とも打込又材木等も 沢山ニ打上ケ何れの川筋も船幷材木ニテ押詰 破船等数知れす大躰見聞したる所にてハ常〻 碇泊の船九分通りハ破損ニ相成流人の数何程 とも知れす此度の津浪の有様筆紙ニ書尽しかたく 前代見聞せす大変なり其場所へ行見たる人ハ能 御存し人の咄しと申ハ五寸はかりの事壱尺ニもいふもの なれ共今度之事計りハ壱丈の事か五尺によりいふ 事出来す仰の事にて誠ニ存知もよらぬ大変なり 湊口図に記したる川々残らす津浪打込町家ハ流れ 不申船斗ニ御座候尤船ハミちんニくたけ申候 東海道伊勢路志州辺 山田  川崎 館 岡山田中大    損し両宮別条なし二    見大津浪うち上申候 津  八幡町いよ町弁天町此辺    格別きびしく人家土蔵    大ニ損し申候    其上津浪にてはまへん    岩田さき辺まて高浪    うち上ケ人残らす山手    え逃上り大変ニ御座候 松坂 舟口川分町あたこ丁    此辺家たをれ平生丁    ミなと町本町此辺損    立家土蔵数知れす    たをれ申候 志摩 大手御門町家其外共    地震ハ格別に是 宮  地震ハ格別ニ厳    敷無之津浪打上家居損し申    候よし 桑名 四日五日両度大地    震ニて家土蔵共うへ    少々損じ其うへ    津浪ニて濱手大損し申候よし 四日市右同断人家三十    ほと損じ申候    しかし此度は格    別の義無之よし 庄野亀山辺ゟ 草津辺迄ハ同様之由 大坂湊口之図 江ノ子嶌 京橋堀 阿波座 立ハリ堀  中堀 堀江川 道頓堀  渡シ 渡シ 安治川橋  富嶋  九条村 住吉  松ケ鼻 ウアタ 御番所  今木 難波    外嶌 北安治川  西九条 安治川 市岡 八幡屋 泉屋新田  岡田