みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

挿画熱海日記 全 - 翻刻

挿画熱海日記 全 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

ひとさとのところ〳〵市もなりいてにけむ 正矯   岩ゆするあたみのいてゆきてみれはこゝろさへにて ところきにける 廿八日 雨ひまなくふりしきりわひしさにたへねはゆのわきいづ るやうたいはしめ給猶ようみんとてゆくゆくちはわつかに 二さくはかりなりわきいつるはしめはしろきけふりすこしいて そめてをくるまのところ〳〵やうなる音つちの座にきこゆ やう〳〵 さかりにたちのほるほとになりては響はいかつちのなりはた めくことくつちもさけ山も崩れぬへくけふりは白雲の八重 たなひくことく風もなひけあへすみ空にたちのほれり やゝひゝきやみけふりうすうなりてより湯ほとばしりいづ そのさまかなへのわきあふるゝやうにて木曽の谷川たきち 落る水もかうはかりはあらしとそ覚ゆるしはしかほとにて やみまたわくかくする事三たひにてまた〳〵やみまた其時の きたるをまちてわくなり月のうちにひと日長わきとてひね もすわく事ありとそさやうのときは其夜は露はかりも わきいてすよもすからわく時はつきの日わかすとなんいふ あはれ此ゆよいつはかりよりやわきいてそめけんところ の名にさへおひにたれは 神の世のむかしよりかくこそわき いてたりけめくしくもあやしき神にそありける   ちはやふる神のむかしに大名持少毘古名の大神   やつくりましけむあつさゆみい豆の国へにいつる