翻刻
のみ
一 /画図僅(ぐわとわずか)に/小三十五種同性異形(さんじふごしゆどうせひいぎやう)を/加(くは)へ/図(と)を/付(ふ)する
/者十種凡(ものじつしゆすべ)て/四十八種(しじふはつしゆ)を/模写(もしや)し/或(あるひ)は/性(せい)の/相似(あいに)
たる者は其條末に釈す餘は其草木に就て
観察すべし
一 本文の下に聊旧説を挙ぐ然れども終説紛
擾にして悉く挙るに遑あらず只其證すべ
き説を挙て覧閲に便す
一 図中生形ぶ比すれば真写の逮ばざるひころ
大小齟齬するものおらむ覧者其誤を論ず
べからず
一 万卉を植るに地あり時あり燥湿寒暑土
地各其性の宜に随はしむべし譬ば北方に
生ずるあり南方に生ずるあり北方は水其性
冷なり故に寒に耐ゆ南方は火其性暖なり故
に暑を畏れず人力を以て培栽資助すると
いへども亦造化の功にあらずんば其性を遂る
こと能はず又花の開落は其地し寒暖に