東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

小倉百人一首 - 翻刻

小倉百人一首 - ページ 63

ページ: 63

翻刻

【右丁】  百敷や古き軒端のしのぶにも   なほあまりあるむかしなりけり 御哥の心は内裏の軒ばにしのぶ草がは えるなどおとろへた今の世なればしたひても    順 したひてもあまりありてしたはしきは昔の 御代ぞと也したふことをしのぶといへば草 の名のしのぶにかけてよませ給へる也是も      徳 北條のわがまゝをにくゝおぼしめしてよませ 給ひし御哥なるべししのぶ草は古き軒 や垣などにはえる葉のながき長き草也今の       院 世に軒にはるしのぶ草にあらず百敷は 内裏をいふ也 【左丁】             羽  置賜郡        【印】 本  佐藤屋             前  塩森村