翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

誹諧名知折 2巻. [1] - 翻刻

誹諧名知折 2巻. [1] - ページ 3

ページ: 3

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【右丁】 へたちて状に疎き誹士すくな からす幸につ人花藍画を 業とす時々各に与りまた其状を 書しむるに生を得さる物類 若干に及ふ依て古圖に倣ひ 又諸書の文儀をとり□今 百七十余品を寫す此草 【左丁】【印・特1・1569】 木にしをりしてまた見ぬ禽 獣蟲魚のうへも各精神を入る 活俳あり猶委しきに至らむ とならは物産の識者にたよりて 尋たまへとしかいふ 安永庚子秋素外玉池茅處の 恵下より書

現代語訳

【右丁】 へだたって形状に疎い俳士が少なからずいる。幸いにも絵師は花鳥画を業としており、時々それぞれの絵に参与し、またその状を描かせるが、写実的に描くことのできない物類が若干に及ぶ。そこで古図に倣い、また諸書の文例を取り入れて、今回百七十余品を写した。この草稿は 【左丁】【印・特1・1569】 書物に栞をして、まだ見ぬ鳥獣虫魚の上も各々精神を込める活俳がある。なお詳しいことに至ろうとするならば、物産の識者に頼って尋ねたまえと、そういうことである。 安永庚子秋 素外玉池茅處の恵みにより記す