茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻11 文久甲子年 日記帳 - 翻刻

巻11 文久甲子年 日記帳 - ページ 136

ページ: 136

翻刻

 角ニ候へ共四方え火移り南側は小林弥次郎  焼とまり北側仕立や吉兵衛焼とまり西ノ方  は堺屋吉兵衛ゟ南側町木戸際まてやける北  かわは江戸や松兵衛と申所ニ而とまり其節  は当節湊ゟ逃出候敵北筋へ散乱いたし候ニ  付町々殊之外厳重之御固メニ付火事場へ駈  付候事不相成存外大火ニ相成申候夜八ツ半  過ゟ雨ふる 廿五日 宵より小雨ふる四ツ時より雨やむ  今日七ツ半時神保山城守様村松辺ゟ追打ニ  而御凱陣ニ相成我等宅は俄ニ御旅宿ニ相成  申候惣人数五百人余我等宅御本陣ニ相成其  内御上通り四十四五人御泊り余り町内中へ  宿割ニ相成申候    我等宅は   神保山城守様 本所伊豫はし    御用人三人《割書:三輪又市|嶋田新右衛門》御近習十弐人         《割書:宮所 糺》    大炮方八人    御勝手方四 人《割書:田中政衛門|大橋銀兵衛》    徒 士十人    医 師弐 人    別 当弐人    御家来弐 人