茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻11 文久甲子年 日記帳 - 翻刻

巻11 文久甲子年 日記帳 - ページ 78

ページ: 78

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   和泉屋惣兵衛《割書:是ハ田中へ鉄炮玉大を被|願誤候よし》    馬労町岩善を打潰候との説余程有之候    ニ付色々手をまわしふせき候よし  今日昼過ニ本松勢千人余も馬労町通ニ而中  河内江御繰出ニ相成水ノ倉辺ゟ押候て渡台  辺江陣を取候よし先方まてい枝川ニ居候ハ  青柳へ五六十人余火を懸逃候よし其節両方  ニ而大炮打合候  公辺御人数神勢館ニ而大炮打合有之候よし 廿九日 明方より雨ふる終日北風夜中迄北大     風雨晦日明方迄ニ而風止  今日先方ニ而ハ枝川江火をかけ逃候よし神  勢館ニ而今日ハ鉄炮打合無之候ニ付物見之  もの遣候由之所不残引払候由大炮小筒其外  甲冑一領前胴数多馬印等さし置候て湊又ハ  太田助川辺江引取候よし神勢館土をほり死  人を余ほと埋メ有之候よし  今日ニ本松丹羽樣勢小場通澤田辺迄押候よ  し  今日長岡辺江又々出候而余ほと焼候由