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翻刻
和泉屋惣兵衛《割書:是ハ田中へ鉄炮玉大を被|願誤候よし》
馬労町岩善を打潰候との説余程有之候
ニ付色々手をまわしふせき候よし
今日昼過ニ本松勢千人余も馬労町通ニ而中
河内江御繰出ニ相成水ノ倉辺ゟ押候て渡台
辺江陣を取候よし先方まてい枝川ニ居候ハ
青柳へ五六十人余火を懸逃候よし其節両方
ニ而大炮打合候
公辺御人数神勢館ニ而大炮打合有之候よし
廿九日 明方より雨ふる終日北風夜中迄北大
風雨晦日明方迄ニ而風止
今日先方ニ而ハ枝川江火をかけ逃候よし神
勢館ニ而今日ハ鉄炮打合無之候ニ付物見之
もの遣候由之所不残引払候由大炮小筒其外
甲冑一領前胴数多馬印等さし置候て湊又ハ
太田助川辺江引取候よし神勢館土をほり死
人を余ほと埋メ有之候よし
今日ニ本松丹羽樣勢小場通澤田辺迄押候よ
し
今日長岡辺江又々出候而余ほと焼候由