翻刻
【右丁】
竜鬚菜(れうすうさい)
しらも
肥後
の産
【右下】
一種 北国の産
しらも
【左丁】
竜鬚菜は大和本草に王氏彙苑に曰(いわく)《振り仮名:生_二海中石上|かいちうせきしやうにせうす》【一点脱】茎(くき)
《振り仮名:如_レ繒|きぬいとのことく》長(なかさ)僅(わつかに)尺許(しやくはかり)色(いろ)始(はしめ)青(せい)居人(きよひと)《振り仮名:取_レ之|これをとり》《振り仮名:沃_二於水_一|みつにすゝけは》《振り仮名:乃|すな■【わヵはヵ】ち》白(しろし)又(また)《振り仮名:名_二繒|さうさいと》
《振り仮名:菜_一|なつく》人 頗(すこふる)珍之 今(いま)按(あんするに)備前に白藻(しらも)あり細糸の如(こと)くにして
青白水に浸せは白くなる煮食し或水にひたしすみ
そにて食す潔白なり若水曰く又北土及ひ他州にも
これありそうなといふといへり
【十五行四字目「僅」のルビ「わ」は「い」にも見える】