翻刻
さきとからすの
たてひきに
ひなづる
なかへはいり
からすが
ざしきハ
つとめぬき
ゆへわけを
つけるも
むづ
かしく
こゝろを
いためしに
あんに
そうい
して
からすが
ほう
から
なか
なを
りの
さか
つき
そつち
こつちと
よあけまでかゝりけりなかなをり
すりやあけのかねにくやからすが
つけわたるとそのころくるわちうて
うたにうたひけり
からすハさきよりさきへかへり
なにかこゝろにいちもつあるけしき
さすがのひなつる見てとりこゝろ
もとなくおもひがんを大ぜい
あとより見せにやりてがらしだいに
いそいでくたされあとのがさきに
なつたらかうかいとらしよと
いへばがんハかうかいはいらねとも
金にするきでいそぐ