翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

烏行水諺草 3巻 - 翻刻

烏行水諺草 3巻 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

かもハ人にももちい らるゝものにて からすがせけんで わるくいふよふても なくやさしき こゝろざしを かんじひつきやう さぎとのいしゆ いこんもわかけの事なり さぎもふかく うらむ こゝろも なくわほくせんと とも〳〵からすが かんとうのわびをして このうへはごいしのよふに しのくろのとあらそわず たがいになかよくいたし たいといへばてまいものゝ ごおふをのませせいしを かためければおやからする よりこひかんどうハ しておいてもとんひなきが わるくても あんじけり ひとへに かもかはた らきより そうほう ともにわぼく してとてもの 事にわかい ものゆへしりの かたまるやうにと さぎにハ さきのもりと いふかぶに ありつけ からすハ からすもりと なづけ 今にその なを のこし  けり 【図の下の書き入れ】 今まてとハ ちかいます このうへハ からす どのゝ くちまね ても いたしたらハ くちのはたへ きうをすへて やるがよふござり     ますと きわめけり からすの  くち   まねハ    せぬ    もの    なり   こわい     事   〳〵