翻刻
くさを持候方の手はうこかさす茶杓のふしの
下をおやゆひ人さしゆびニて持ふくさをあと
へ引候様ニいたし候
茶杓ふき候節は茶杓の上ばヘ人さしゆひを
あて持なり
丑二月十一日
了助事今日荷物其外材木なとを附出候よし先
日豊嶋氏懸合ニ而手を付不申出立之よし申候
而譬此方へかゝわり無之品ニ而も正方之もの
なれはひと通り此方へ出立相届見届を受候而
附出し可申筈之所更ニ此方ヘは何等之沙汰も
無之段不届至極之もの也
豊嶋氏より承候ヘは十一日ニ了助家内不残刀
や勇助方え参り酒さかな抔買入候よし
良助物置を立候節之材木は此方ゟ余ほと貢
候而ふしんいたし候を代を取立候仕抹
良助事物置其外居宅諸々手入ふしんいたし候