茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻12 元治日記 - 翻刻

巻12 元治日記 - ページ 28

ページ: 28

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 丑六月廾九日万助嘉七を呼親代より主人之  恩莫大之事其上其方とても是非よき人ニ致  嘉七跡をも相続いたさせ度主人の心得ニ有  之候所其主人之目をくらまし不筋之儀等い  たし候趣追々註進いたし候もの有之候所外  々ものなれは直ニいとよも遣し可申筈ニ候  へ共嘉七跡之事ニ候間是非異見を加候ても  人ニ致度との思召に候間是より心を改誠忠  を盡【ことごとく】主人の為ニ相成候様心懸可申や江戸表  之伯父なとか此節之くらしを宜と心得候而  江戸ニても参り度なとゝ心を動候や江戸の  伯父の商業は誠ニ風前之燈の□【こと】く芸者をか  ゝえせんじ茶の道具を売猶指南をいたし候  なとゝ日をおくり居候へ共いつれ当坐のゑ  やうと申家を持永ク安閑を致候而一生をお  くり候商業とは相見不申候老年は相成候へ  はくらし方ニも指支候様之取しまりなき商  躰ニ候を夫を宜敷と心得主人ゟいとま出候  へは夫へ参りてもくらされるの常わ津をか  たつてもたべていられるのと若気の無分別