翻刻
此金六両弐分弐朱
五百五文
右之通手入ニかゝり候間右を被下ニ相成候
へは其侭店立仕候と申候事
此方ニ而右屋鋪買入候節良助立合ニ而いせ
や伊助店立之跡を直ニ大工仕事師等呼付造
作いたし候分十六両ほとかゝり居候而右之
所へ引越參り自分勝手を以又々手入いたし
候分を此方より受取出立いたし候積りと相
見申候
一体之所は此方えはさたなしニ打こわし出
立可致心得ニ而追々取はなし初候をつむよ
し升幸ゟ被申候は此度ミナトへ引移候事ニ
候はゝ実は御主人方え申訳を差出出入相済
候上ニ而參り可然所さたなしニ自分手入い
たし候所ニ而も取こわし出立いたし候而は
行々如何様之事ニ而出入相願候とても相済
申間敷被申候よし夫故豊嶋氏へ頼候事と相
見申候