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【本文】
高八十弐石六斗弐合 家数十六軒 【↓三条市】
一潰家七軒 半潰五軒外四軒小破 即死壱人 白山新田
高百廿五石五斗弐升 家数廿弐軒 【↓三条市】
一潰家十六軒 半潰六軒外家なし皆潰 須戸新田
高四百三十弐石壱斗八升五合余 家数四十三軒
一潰家六軒内社家壱軒 半潰四軒外卅三軒小破 東保内村
即死弐人 同馬壱疋 怪我弐人 【三条市】
高四百三十八石七斗壱升六合余 家数四十八軒
一潰家十四軒 半潰四軒内寺一軒 西保内村
怪我弐人 外三拾壱軒小破 【三条市】
高六百四十五石五升三合 家数七十軒
一潰家六十八軒 半潰三軒内寺壱軒《割書:外家なし|皆潰》 中野中村
即死九人 怪我廿九人 即死馬五疋 【中之島町】
高五百七十六石弐斗五升壱合 家数七十壱軒
一潰家六十八軒 半潰三軒内寺壱軒《割書:内寺壱軒|外三軒小破》 中野東村
即死五人 怪我九人 即死馬壱疋 【中之島町】
高壱石三斗六升 家三軒 【↓中之島町】
一潰家弐軒 外壱軒小破 怪我壱人 栗林村
高四十四石弐斗五升弐合 家数十弐軒 【↓中之島町】
一潰家六軒 半潰六軒即死壱人怪我弐人《割書:外家なし|皆潰》 亀ケ谷新田
高廿三石壱斗七升壱合 家数十弐軒 【↓見附市】
一潰家七軒 半潰弐軒外三軒小破即死壱人怪我八人 三林村
高五十七石三斗八合 家数廿軒 【↓見附市】
一潰家十一軒 半潰八軒外壱軒小破怪我七人 小川新田
高四百十弐石七升三合 家数五十弐軒 【↓三条市】
一潰家八軒 半潰卅弐軒外拾二軒小破怪我三人 吉田村
高百八十七石四斗七升七合 家数四十七軒 【↓三条市】
一半潰家九軒 高札場潰外卅八軒小破怪我壱人 長嶺村
高五十壱石九斗四升弐合 家数六軒 【↓古料?三条市】
一潰家壱軒 半潰五軒外家なし 怪我弐人 吉田村
高六百四十七石七斗壱升弐合三勺七才家数八十九軒【↓中之島町】
一潰家八十壱軒《割書:内寺壱軒|社家壱軒》 半潰五軒外五軒小破 中野西村
社弐ケ所 即死七人同馬三疋 怪我三十六人
高百四十五石五斗七升弐合 家数廿五軒 【↓三条市】
一半潰六軒内寺一軒同湯小屋壱ケ所外廿軒小破 如法寺村
高弐百十四石三斗四升七合 家数三十六軒 【↓栄町】
一潰家廿壱軒内寺一軒 半潰十八軒内寺弐軒 矢田村
即死四人怪我五人外家なし皆潰
【後筆書入分】
かゝる困究有
まへものを神
も仏も天道様
も恵ミ給ひ
て只世の中ハ
来世末代波風
たゝす四海
泰平諸色も
安く米も下直二
五穀もミのり
地震所の町在
共に子孫栄
行末繁昌の
もとひ成へき
例しをあけて
かゝる此身も
つミふかき地震
つふれの掘立
小屋にしハし困
りて世の人々
の穴と癖と
を書し印置
筆の命も
やれおそろしや
やんれ〳〵
喜二叟按るに
右のくどきハ
取にたらざる
戯れなれとも
凶災によつて
所の難別又
ハ善悪に付
人々の邪横
の事を書たれ
ハいかにも江戸
抔からも天下の
さハりと成へき
事なとハ風説
のことより其
筋のせんさく
をする事と
是越後【口の右に追記】口説と
言て善悪
のせんさくを
是より顕ると
いへることむへ也