翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

縦筒放唐の噺 3巻 - 翻刻

縦筒放唐の噺 3巻 - ページ 7

ページ: 7

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長きちうつゝをぬかして つかつたところがきゃくに とゞけてくれろとあづ かつたかねが三りやうにぶ【三両二分】 まくらばこのひきだしに どこぞへゆくつもりの 四もんせんいつほん【四文銭一本】それ までさつはりつかつて しまいまだこのくらい あつたもふしぎのうち しよてのふねのついた ときよりめがさめ せはになつたところへ れいもいわずに おりをかえるにはいち もんなし【一文無し】しよせん いきてもしんでもと のつてきたふねの つないてあるを ほどきもはや こぐちからもなく ごほうべんしだいと いたごをいちまい ほにしてながれ しだいてんとう さましだいと ふねをいだし ければまん〳〵 たる大かい【満々たる大海】 まことに やなぎの ひとはの ごとくながれ けるがとり かぢおもかぢの あんばいもせずに ゑとのくつだ しま【江戸の佃島】へあくる ばんの くれすぎに つきけり たけだのからくり【竹田のからくり】 よりよつほど うへをいつた ものなり