翻刻
【右丁】
一段は心得の総論なりとみるへし」と記せるの類なり
一医家の用ひ来れる定語に至ては通俗に書きかえ難きあり例へは素(そ)
因(いん)、誘因(いういん)、固性(こせい)、揮発性(きはつせい)等の語の如きはやむをえず其下に( )をしるして
直ちにこれを註解せり又病名の読み難きはその初て出せる処にの
み傍仮名を附け始終仮名を附るの手数は省きたり
一薬名はたいらかに書きやうなれはその侭に出せり消毒法大意の
下に附する消毒薬方に引合せ見れはこれを施すに誤りなかるへし
明治十三年九月下浣 演解者しるす
【左丁】
《割書:内務省乙第|卅六号御達》伝染病予防法心得書演解
目録
総論 一丁
〇清潔法の大意 三丁
〇摂生法の大意 六丁
〇隔離法の大意 七丁
〇消毒法の大意 九丁
〇消毒薬方 十三丁
〇虎列刺 二十一丁
第一項 清潔法 二十二丁
第二項 摂生法附濾過水の法 二十八丁
第三項 隔離法 三十二丁