翻刻
桜島にハ七間余の穴明所々海となり嶋五ツ出来
海二里程か間諸魚死嶋の人凡五千人余此節
殿様より役人被遣御無扶食御賄等被下候二日六十石
余ツゝ被下由
震動は間もなく度々地震風並も悪敷成は鹿児
嶋の方も一とたまりもあるましく便りもなく心細
御事ニ而御座候
右の通の趣段々役人中見分糺等追々其
御地え被申上候由ニハ珍事故早々申進候委細ハ跡ゟ
追々可得御意候以上
十月
天明元丑年五月廿九日南都宝蔵院鑓術於御白書院
上覧ニ付御下段御褥二畳台え 御着座術鑓御広
縁ニ而有之
表 草之位
立合 三本
長刀合 三本 小兵衛父
鑓合 三本 長尾撫髪