東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

増補職人往来 - 翻刻

増補職人往来 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

【右丁 上段】 筆(ふで)さかいの事 【矩形で囲む】 生字(いきじ)の筆さかい 【白抜きの文字】 死字(しにじ)筆さかい     なきなり 【黒字の文字】 筆(ふで)さかいといふ事 第一(だいいち)としるべし筆に さかいのなきはたゞ 筆の裏表(うらおもて)なく 曲(まがり)ばかりにては 死字(しにじ)となるなり 【左丁 上段】 うたがひを身に   きぬやうに     人はあれ   梨下(りか)のかふりを    耳(みゝ)にかふりて 【右丁 下段】 荷持(にもち)車力(しやりき)日雇掠(ひやうかせぎ)馬士(うまかた)舩頭(せんどう)駕(か) 工(こ)水主(すいしゆ)楫取(かんどり)舼乗(たかせのり)筏士(いかだし)渉人(わたしもの)之(の)輩(ともがら) 迄(まで)以(もつて)_二柔和(にうわを)_一誡(いましめ)_二邪欲(じやよくを)_一無(なく)_二欺(あざむき)犯(たぶらかすこと)_一偏(ひとへに)本(もとづき)_二 正路(しやうろに)_一而(て)自他(じた)相對(あいたい)和順(わじゆん)爲(なす)_二渡世(とせい)_一則(ときは) 永(ながく)不(ず)_レ来(きたら)_二災難(さいなん)_一而(して)家門繁栄(かもんはんゑい)之(の)【注】 基(もとい)天道(てんどう)照(てらし)_二正直(しやうじき)之(の)誠(まことを)_一陰徳(いんとく)陽(やう) 【注 28行目 折れ目により判読できない振り仮名は、異本を参照】 【左丁 下段】 報(はう)者(は)顕然(げんぜんと)而(して)無(なき)_レ疑(うたがひ)者(もの)也(なり)仍(よつて)如(ごとし)_レ件(くだんの) 諸職(しよしよく)往来(わうらい)《割書:|終》  松陰堂主人書 十幹【横書・矩形で囲む】甲(きのへ)乙(きのと)丙(ひのへ)丁(ひのと)戊(つちのへ)己(つちのと)庚(かのへ)辛(かのと)壬(みつのへ)癸(みつのと) 十二支【横書・矩形で囲む】子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(むま)未(ひつし)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い) 天保十一庚子年十二月再板        馬喰町二丁目 東都地本問屋    森屋治兵衛板