能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

      暮雪 黒岑山の雪の夕くれ     飯田  しなてるや春の日なかき長浜に       夕照 長橋わたる往来久しき     蛸嶋  帆につれて家路へ戻る釣舟の       帰帆 いそく心も長浜の浦     雲津  雲井より雲津に落る雁金の       落雁 行衛も遠く白浪そ立       鵜飼より一里拾六町上りの馬次也本馬五十八文    松波 軽尻四十壱文人足廿文也家数三百軒余有       此郷の大村にて昔の城下也 此村は枩波常陸介とて畠山類葉の領地六万石の城下 なりし也天正の頃謙信勢の為に落城せり城山は北の 川向の松山也風景の地也此筋目とて福歩院とて百 姓にあり又積宝山満福寺とて禅宗有大寺にて 則常陸介位牌木像有其頃菩提所の時は地方三百 石寺領有し也又枩岡寺とて西方浄土真宗の院家