翻刻
【右丁】
芥(かい) からしな 芥菘(かいすう)《割書:通|名》 家芥子(かかいし)《割書:防|方》 辣芥子(らつかいし)
小芥子(せうかいし)《割書:共に|同上》 辣菜(らつさい)《割書:群芳|譜》 黒芥子(こくかいし)《割書:白芥|附方》
秋月(あき)実(み)を栽(う)ゆ葉(は)は蕓薹(うんたい)に似(に)て鋸歯(かゝり)皺紋(し▢[わヵはヵ])あり花実(はなみ)も蕓薹(うんたい)に似(に)て小し
時珍説(しちんせつ)の青芥(せいかい)なり
一種 おほばからし《割書:大和|本草》 たかな《割書:江|戸》 ばせうな《割書:同|上》
大芥(たいかい)《割書:時|珍》 八斤菜(はつきんさい)《割書:群芳|譜》 春不老(しゆんふろう)《割書:瓜蔬|疏》
形状(かたち)蕓薹(うんたい)《割書:ふゆ|な》に似(に)て長(なか)く大に厚(あつ)くして硬(かた)く鋸歯(かゝり)ありて紅色を帯(を)ふ葉(は)味(あしは)ひ辛(から)し
一種 いらな《割書:大和|本草》 花芥(くはかい)《割書:時|珍》
形状(かたち)大芥(たいかい)に似(に)て小く微(すこ)し紫色 細(こまか)き鋸歯(かゝり)花叉(また)あり
一種 ちりめんからし《割書:江|戸》 ちりめんな《割書:紀|州》 しゆんふうらん
葉(は)は青芥(せいかい)に似(に)て狭(せは)く長(なか)く緑色(みとりいろ)花叉(また)多(おほ)く鋸歯(かゝり)細(こまか)にして花(はな)の如し玩賞(く▢[はヵわヵ]んせう)す
【左丁】
芥(かい)
からら【し】な
【三行目最下段の割書「白」は上の「ノ」が「𠆢」】