翻刻
【右丁】
天王寺かぶ
すわりかぶ
あふみかぶ
【左丁】
一種 天王寺(てんわうし)かぶ
形状(かたち)あふみかふに似(に)て頗(すこふ)る小く乾(ほ)したるをほしかふと云又江戸にてこかぶと
云あり形(かたち)小く白色なり
一種 すわりかぶ《割書:大和|本草》 蓮華白(れんけはく)《割書:正字|通》
形あふみかぶに似て尾なく置(おき)て倒(たをれ)す故(ゆへ)に名(な)つく摂州(せつしう)坂田(さかた)の近村(きんそん)の産(さん)
なり
一種 あふみかふ 九英蔓菁(きうゑいまんせい)《割書:釈|名》
根(ね)闊(ひろ)さ六七寸にて扁(ひらた)し味(あしは)ひ甘美(かんひ)なり