翻刻
【右丁】
一種
茎(くき)紫色にして葉(は)緑色(みとりいろ)
根(ね)円(まる)くして短(みしか)く形 蔓菁(まんせい)
に似(に)て皮(かは)赤色(せきしよく)肉は色(いろ)薄(うすし)
此二種 蒸(む)し或は塩(ゑん)し共に
食(くろ)ふへし本朝食鑑(ほんてうしよくかん)に一(いつ)
【左丁】
種(しゆ)根(ね)の色紅紫の者あり
形 味(あしは)ひ相同(あいおな)しといへり物(ふつ)
理小識(りせうし)に白下紅皮(はくかこうひ)と
云 汝南圃史(しよなんほし)に紅皮(こうひ)
鮮(あさやかにして)《振り仮名:如_二血染_一|ちにてそむることし》と云 是(これ)也