翻刻
【右丁】
一種 西瓜(すいくは)たいこん
あざみたいこん
葉(は)細(ほそ)く花叉(また)ありて鋸歯(かゝり)多(おほ)く形 薊(あさみ)の
葉(は)又 西瓜(すいくは)の葉(は)に似(に)たり故(ゆへ)に名つく時(し)
珍(ちん)の説(せつ)に《振り仮名:有_二花葉者_一|く■【わヵはヵ】やうのものあり》《割書:蕪菁|集解》と云 此(これ)なり
大和本草(やまとほんさう)に又 葉(は)
菊(きく)に似(に)て根(ね)小(せう)に
冬(ふゆ)より夏(なつ)に至(いたつ)て
葉(は)を食(しよく)するあり
といへり
【左丁】
一種
紅(あか)あさみだいこん
形状(かたち)西瓜(すいくは)たいこんに似(に)
て又細く花叉(また)あり葉
根(ね)皆(みな)紅紫色(あかむらさき)なり