翻刻
【右丁】
一種
奥州(おうしう)二本松(にほんまつ)にてゆりわさび
と称(せう)するものは苗葉(へうやう)花(はな)
実(み)山萮菜(さんゆさい)《割書:わさ|み》に同(おなし)くして
但(たゝ)小く三四寸根の形 巻(けん)
丹(たん)《割書:ゆ|り》の葉の間(あいた)に生(せう)する
実(み)の如(こと)くにして紫色(むらさきいろ)重(かさな)
り生(せう)す気味(きみ)又山萮菜
と同(おなし)く根(ね)葉(は)冬(ふゆ)凋(しほ)ます
土人(としん)食料(しよくれう)とすることまた
山萮菜(さんゆさい)と同(おな)し
【左丁 文字無】
【十二行一字目~「土人」は別の字を消した上から書いている】