キリシタン関連史料を翻刻

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切支丹御退治記 49巻. [7] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [7] - ページ 77

ページ: 77

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 乗込給ふは水野美作守父子有馬左衛門佐嫡  子蔵人斗也然処に美作守与蔵人与大き成論  有て子細者本丸一番乗之詮し議也作州は鍋  島後陣故鍋島一番に乗崩申候出丸ゟ乗入二  之丸より本丸之大手口に攻懸りから堀之左  右を打て入ゐふ蔵人は寺沢兵庫頭後陣故寺  沢先手をか希抜侍壱人に鑓を持せ主従弐人  に而天草丸之方江打寄て本丸之内松の丸へ  横相に乗懸五間斗有之石垣を 一足に而石  垣之上江乗上給ふ時諸勢江向て被名乗今日  之城乗に本丸江大将分之者壱番乗有馬蔵人  也心有侍は能見而置と高声に名乗ら連然処  に水野美作守うち鈴木半之丞与云者石垣之  上に討取首を脇に置息をつき十文字之鑓を  持居走懸て蔵人殿を石垣より不上して押へ  て云く唯今御出有之一番乗と申は申させ間  敷候本丸は水野日向守一番乗仕旗馬印をも  入悉家来之者共手を砕き乗取罷在候上は二  番乗と有之候はゝ石垣ゟ上可申之由堅固之  覚悟に而申候蔵人返詞否与候はゝ即時に石