翻刻
男 鉄棒金性(かなぼうのかねしやう)
女 拍子木木性(へうしぎのきしやう) 吉
【上段】
かなぼうのかねしやうはひごろかなぼうを
ひいてあるき人ににくまれる事あれども
火のようじんをよくまもりなまゑひの
ゆきたをれの人をすくひいぬのねているまで
せわをやくぜんごんによりていつしやうかねを
ちやら〳〵ととりあつかふ事たへず子どもに
ゑんあるうまれゆへもちあそびなどを
あきなひてはんじやうすべし女ひやうし
ぎの木しやうでんがくの事を
ひやうしぎといへばこの
にようぼうくしをよこッ
ちよにさす事をせず曰はく
曰わんなうまれにてかどがとれぬ
ゆへにかたくかたりとかけををうつ
ほどのふうふけんくわをする事
ありしかれどもひやうしぎの
きしやうはちのとき〳〵をわきまへて
ものにふじゆうなる事なければまく
つかへといふ事もなくされどもこのてく?い?お?
い□□□□するをたゝ?きちらせし
むくひにていつしやうせつちんに
ふじゆうする事あるべし
うたに
〽もの事にひやうし木も
よくかねをもつうへに
しまつはおにゝかなぼう
【下段】
〽わたしもわかいときはまはり
にもでやしたがとしが
よつたらなぜかなゝつじぶんに
なるとつむりを
たゝいてねんぶつが
申たくなりやすし
はやくなつに
して
ひやうし木の
やうなところ
てんがたべ
たいもの
さ
〽そなたのりやうりは
とうふもひやうし木
かうのものもひやうし木
おめしもきりめしにして
ひやうし木にすればいゝ
〽ふうふかけむかひのくらしに
めしどきのひやうし木はあんまりだ