能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 45

ページ: 45

翻刻

に連任(シメ)原とて有家四五軒あり此村より往来の峠へ 出るなり 又留木より大福寺迄平地也是ゟ釼地まては峠なり 此峠の谷内にある村を岡谷村といふ是まて羽喰 郡冨木院也是よりはふげし鳳至郡仁岸の郷なり      若葉其をわけつゝ行は錦着て      といふ古ことを思へは我も家に      帰らぬと此峠を通折から    錦なら家産にせんもみちかな     冨木より三里廿五町本馬百廿文軽尻  釼地 七拾七文人足三十八文此駅より駄賃違     あり鳳至郡なり 家数弐百軒計有鉄の針金出来して日本の第 一の名物也此始りは此村に何方の者ともしれぬ 若き男来て入聟となる此者釼を能うち出 せり併此者《見せ消ち:油|細》工所をかたく人に見せす妻不思義 に思ひものゝすきより覗き見れは其形り鬼神