東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

料理通 - 翻刻

料理通 - ページ 128

ページ: 128

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【右丁】   すいのふにて越(こ)しかんてんを煮(に)鮮(とか)【解】してまぜ砂糖(さとう)と焼(やき)しほ   にて味(あぢ)をつけ清(きよ)き塗(ぬり)もの箱(はこ)にながすべし     梅羊羹(うめようかん) 一 豊後梅(ぶんごうめ)を水(みづ)にてあらひ能々(よく〳〵)湯煮(ゆに)をして二日ほど水(みづ)に   さらし酢味(すみ)を去(さ)り種(たね)を抜(ぬき)て擂鉢(すりばち)にて能(よく)擂(すり)すいのふにて漉(こし)かんてん   を微細(こまか)にたゝき味淋酒(みりんしゆ)にて遠火(とほひ)にて煮(に)鮮(とか)【解】しすいのふにて   梅(うめ)の中(なか)へ漉(こし)こみ久助葛(きうすけくず)をとき梅(うめ)壱舛ほどならば葛(くず)五勺   ほどとき三品(みしな)をあはせ浄(きよ)き筥(はこ)を流(なが)しさめて庖丁(ほうてう)すべし   最(もつとも)煮(に)かた口伝(くでん) 【左丁】     巻(まき)けんちん 一 豆腐(とうふ)をよく湯煮(ゆに)をして袋(ふくろ)に入れ水(みづ)をしぼりこまかにほぐし   味(あぢ)をつけ銀杏(ぎんなん)小口(こぐち) 牛蒡(ごほう) 木耳(きくらげ) 麻(あさ)の実(み)の類(るい)を入 ̄レ   煎豆腐(いりとうふ)に仕(し)あげ平豆皮(ひらゆば)の上(うへ)にのべ巻(まき)て美濃紙(みのかみ)に   くるみせいろうにて蒸上(むしあげ)紙(かみ)をとりすて味(あぢ)をつけ小口より切(きる)べし   最(もつとも)煮(に)かた口伝(くでん)     青煮(あをに) 一 蕨(わらび)薇(ぜんまい)とも銅(あかゞね)を入(い)れて湯(ゆ)でる也/文銭(ぶんせん)にてもよし青色(あをいろ)其   まゝ也二つわりにして味淋酒(みりんしゆ)ほどよく煮(に)かへし番椒(とうがらし)を入(いれ)