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翻刻
【右丁】
南溟【落款=南溟】
【絵】
【左丁】
料理通の初編を書肆の需に応してかい付
あたへしは八とせ過にし午のとしなりけり其後二篇
をも桜木に鐫たりしはいと嗚呼なりけるわさになんそを
また今年三編をもとめうなかすことしきりなれとももと
よりなりはひにいとまなけれはさらに筆を採るの閑暇ある
へうもあらさりしを漸々にして浅ましくも《割書:予》か禿筆を
走らしつ是を甘泉堂におくりやりてはつかに其せめを
ふせき四顧のあさけりを待事とはなりぬ
于時つちのとのうしの春
日本堤の辺三谷 八百善しるす