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官版疫毒預防説 全 - 翻刻

官版疫毒預防説 全 - ページ 19

ページ: 19

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【右】 の細管其力を失ひ血液■■内部に灌漑するが故に四肢 身體厥冷して表皮弾力を失ひ腕脚皺襞を生じ指にて撮 て之 ̄レを放てども尚其故に復すること無に至る其甚しき者 は手足の静脉梢に血欝滞し蒼色を現する者あり所謂シ アノチセコレラ是なり《割書:其流行する時に當ては人皆此患|に犯されざる者なし唯發因を得》 《割書:て輙 ̄チ真証を發するなし其感|じて病さる者是を假証と云》 [療法]従来緒家の論説する所紛々一定することなしと雖も 多くは衝動鎮痙麻酔等の方を施す外に出です余埼陽に 在て朋百(ポンペ)に従學する時之 ̄レに處するに左の方を以てす  方 【左】   第一號   クュイニエ ラウダニュム ホフマン液   第二號散  龍脳 麝香    同水藥   磠沙精   第三號   吐根 モルヒネ 龍脳 當時長崎鎮臺岡部駿河守民人の夭折を憐み余に託して 其治を施さしめ徧く部下に令して治を請しむ是に於て 子弟相謀り西奔東走七八月中治を施すこと大凡一千八百 餘人流行既歇に及で屬吏をして其籍を閲せしめ之 ̄レを方 函こと校ふるに第一號を用ゐて治する者其數の半に出で ず第三號これに次き第二號は効ある者あるも脳肺等の