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コレクション: 養蚕の書

画本宝能縷 - 翻刻

画本宝能縷 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】 [かゐこやしなひ草 第十二] 扨 縫針(ぬいはり)のはじめは いづれといふことを しらねとも衣(い) 裳(しやう)の製(こしらへ)しより 道なるへし唐(とう) の大昊(たいこう)と申 帝(みかど)九針を作 といふ又 礼記(らいき) のうちに針 に紉(をつけ)て縫(ぬは)ん とあり我(わが) 朝(てう)大己貴(をゝあなむちの)神 活玉依姫(いくたまよりひめ)に 通(かよひ)給ふ時父 母しらんとて 績麻(うみを)を針 を以て神人の 短裳(もすそ)に《振り仮名:係|□け》て 旦(あした)糸(いと)のすじを 尋(たづね)もとめしに 三諸(みもろ)山に留ると いへり 【挿絵内】勝川春章画 【左丁】           さいしき摺頭書 源氏百人一首錦織             出来仕有之候御求           御覧被下候様ねかひ           上候已上 天明六年丙午正月吉日    東都日本橋南三丁目 書林     前川六左衛門版