産業史料を翻刻!

コレクション: 養蚕の書

画本宝能縷 - 翻刻

画本宝能縷 - ページ 4

ページ: 4

翻刻

【右丁】 ありてもいとなめるを婦人のつとめと定りしとて こゝに今蚕する手わさを画あつめてこれに 丹青をほとこすは児女のみの翫ものにあらす かのめてたき君もこれを見そのくるしきをさとし 玉はゝ誠に婦人の徳少しく備り侍るとも いふならんか  天明丙午春東台岳北鄙田先誌 【左丁】 [かゐこやしなひ草 第一] 蚕種(かいこだね)の紙(かみ)に産付(うみつけ) たるが春三月 中気(ちうき) 穀雨(こくう)前後(ぜんご)に生(うま)れ 出(いづ)るをかへるといふ なり既(すで)に帰り出 て一番二番などゝ 別(わか)ち折敷(おしき)へ入 桑の葉をこま かにきざみ あたふるなり  これを 黒子とも 一つずへ とも いふなり 【左丁挿絵内】 勝川春章画