翻刻!地震・災害史料

コレクション: 国文研地震

地震年代記 - 翻刻

地震年代記 - ページ 13

ページ: 13

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【「 」は矩形で囲われた文字】 かまくら御所(ごしよ)の西(にし)侍(さむらひ)の上(うへ)に集(あつま)る未尅(ひつじのこく)【(刻)】地震(ぢしん)廿二日/武将(ぶしやう)占(うらなは)せ玉(たま)ふに 重変(おもきへん)のよし申により相模守(さがみのかみ)の家(いへ)に入たまふ九月六日/丑刻(うしのこく)大/地震(ぢしん)八日 寅刻(とらのこく)又大に震ふ十一日/寅刻(とらのこく)同前又/小動(こゆすり)あり十三日十四日十六日もゆる 十七日三度ゆる廿一日/御祈(おんいの)り三万六千の神祭(じんさい)は親職(ちかもと)地震祭(ぢしんまつ)りは 宣賢(のぶかた)奉行(ぶぎやう)す「四条(してう)天皇」「文暦」二年四月十三日/午尅(うまのこく)【(刻)】同廿八日/未尅(ひづしのこく)【(刻)】廿九日 同尅(どうこく)【(刻)】地震八日/御祈祷(ごきとう)徳政(とくせい)の御沙汰(ごさた)あり「仁治」二年二月七日/己(み)【(巳)】の刻(こく) 大地震/古老(こらう)のいはくさんぬる建暦年中(けんりやくねんぢう)今(いま)の如(ごと)き大ゆすりあり 《割書:建保元年|をさして云》すなはちこれ和田(わだ)左衛門/尉(ぜう)義盛(よしもり)叛逆(ほんぎやく)の兆(てう)やと《割書:云| 云》同日/午時(うまのとき) 子尅(ねのこく)【(刻)】と両度(りやうど)小ゆすりあり八日/己(みの)【(巳)】尅(こく)【(刻)】又ゆる昨今(さくこん)動揺(ゆるぎ)五ヶ度《割書:以|上》「吾妻鏡」 「後深草(ごふかくさ)天皇」「建長」六年閏五月十一日十九日/大地震(おほちしん)「皇年代略記」「正嘉」元年 八月廿三日/鎌倉(かまくら)大地震/音(おと)あり神社仏閣(じんじやふつかく)一宇(いちう)も全(まつた)からず山(やま)くづれ 屋(いへ)倒(たふ)れ築垣(つひぢ)悉(こと〳〵く)損(そん)じ地裂(ちさけ)水/涌出(わきいづ)る中にも下馬橋辺(げばばしへん)地裂たるなか より青色(あをきいろ)の火炎(くはえん)もえ出ると《割書:云(うん〳〵)|  云》九月四日/小雨(こさめ)ふり申尅(さるのこく)【(刻)】地震する 去月大ゆりの後(のち)けふにいたりてやまず「伏見(ふしみ)天皇」「永仁」元年四月十三日 寅尅(とらのこく)【(刻)】大地震/山頽(やまくづれ)家顛(いへくつがへ)り死るもの其数(そのかず)をしらず鎌倉(かまくら)大慈寺(だいひし)【(だいじじ)】 の丈六/堂(どう)をはじめつぶれ埋(うづま)り寿福寺(しゆふくじ)円覚寺(ゑんがくじ)倒(たふ)れてやけぬ聖の 顛倒(てんどう)かぞへがたし死人二万千廿四人「北条記」「後伏見(ごふしみ)天皇」「正安」元年四月廿五日 大地震/摂津国(せつゝのくに)四天王寺(してんわうじ)金堂(こんどう)くつがへり洛東(らくとう)南禅寺(なんぜんじ)の堂(どう)倒(たふ)る 五畿内(ごきない)死人一万/余(よ)「本朝年代記」「花園(はなその)天皇」「文保」元年正月/以後(いご)京都 連々(れん〳〵)大地震(おほぢしん)東寺(とうじ)の塔(たふ)振落(ふりおと)す清水寺(せいすいじ)炎上(ゑんじやう)し田村将軍(たむらしやうくん)の御影(みゑい) もやけうせぬ「北条記」「後醍醐(ごだいご)天皇」「正中」元年十一月/大地震(おほぢしん)近江(あうみ)の竹生(ちくぶ) 島(しま)くづれ半(なかは)は湖(みつうみ)に入(い)る「本朝年代記」元弘元年七月三日大地しん