翻刻!地震・災害史料

コレクション: 国文研地震

地震年代記 - 翻刻

地震年代記 - ページ 18

ページ: 18

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【「 」は矩形で囲われた文字】 越後国(ゑちごのくに)長岡辺(ながおかへん)三条辺/家崩事(いへくづるゝこと)おびたゞしく今町辺 ̄ニ いたる大地震也 以上「或記」「天保」元年七月二日申刻京都大地震二条城并/貴賎(きせん)の 家蔵破壊/顛倒(てんどう)おびたゞしく死傷(しじやう)かそふべからす同十八日/洪水(こうずゐ)にて 所々損し清水寺/廻廊(くわいらう)くづれ死人あり地震の余動しば〳〵火災も あり八月下句【(旬)】全(まつた)くしづまる「今上天皇」【(孝明天皇)】「弘化」四年三月廿四日戌刻ゟ 亥刻(ゐのこく)まで信濃国六郡《割書:安曇更科水内|埴科小県高井》松代上田飯山善光寺辺都て 大地震して山くづれ大河/埋(うづ)み家潰人馬死傷多し同四月十三日 洪水「嘉永」六年二月二日相模国■【(囗に反or友:小)】田原大地震「安政」元年六月十四 日夜上方筋は駿州遠州三州勢州伊賀摂津播州辺四国一参大地震 其餘(そのよ)諸国(しよこく)余動(よとう)あり翌年(よくねん)いたり相州(さうしう)津波(つなみ)同五月摂州同前以上「手記」 右/尋常(まのつね)の地震(ぢしん)は省(はぶ)きて録(しる)さず大地震といへども猶(なお)漏(もれ)たるも少(すく)なからじ 「安政」二乙卯年十月二日/夜(よ)亥(ゐ)の上刻(しやうこく)地震(ちしん)即時(そくじ)に出火(しゆつくわ)はじまり 三十余ヶ所なり翌(よく)三日/朝(あさ)双方(さうはう)しづまりしがそのゝち地震は日々 少しツヽゆりて同月廿日比まて止(や)まず其場所は ㊀日本橋ゟ北室町本船町小田原町本町石町本銀町大伝馬町通 旅籠(はたご)町堀留町小船町小網町辺/大破損(おほはそん)土蔵(どぞう)崩(くづ)れ人家(じんか)潰(つぶれ) 傾(かたむ)く此辺/潰家(つぶれいへ)百三十三軒潰土蔵二十三ヶ所/圧死(おされしす)る者(もの)多し ㊁小伝馬町馬喰町辺格別の事なしといへ共土蔵大破郡代御 屋敷無事同神田亀井町橋本丁としま町辺ゆるやかにて横山丁 両国/辺(へん)人家(じんか)傾(かたむ)き富沢町田所丁人形町通り堺町甚左衛門丁大 坂町かきがら町松しま丁住吉町辺/大破(たいは)夫ゟ浜町川岸水野出羽 守様/焼失(しやうしつ)津軽越中守様安藤長門守様秋元但馬守様そのほか