翻刻
【右丁】
○積拾三万三千弐百廿五坪を《割書:四定にして|》三百六十五間と成
【上段】
【算盤図】
位見 坪 積を置位をみるとき千
十◆◆ の位はなし百の位先四百間
百◆◆ 四方に取てみる《割書:四|四》千六万
十 坪はなきとき三百間四
千◆◆◆ 方に取也《割書:三|三》ノ九万坪積を
万◆◆◆ 引則其跡へ三百間と大
百 方を立るのこりて四万三
積 十◆ 千二百廿五坪有後の図に
あり
【算盤図】
◆坪 大方三百間の次今立六十
十◆◆ 間を倍し百二十間を左の
◆百◆ 目安にくわへ七百廿間を以て
残 千◆◆◆ のこる三千六百廿五坪を
塗 ◇十 上一桁わる時三百六十間
大方 百◇◇◇ の次に今又五間立その五
間を九九によび《割書:五|五》二十五坪
目安 ◆百◆ 下を払へば正三百六十五間
と知る也
【下段】
【算盤図】
◆坪 大方の三百間を倍に六百間
十◆◆ と左にのけて置夫を目安にして
百◆◆ 残る坪をかみ一桁わる時大方三
十◆◆◆ 百間の次今又六十間立その
残
万◆◆◆◆ 六十間を九九によび《割書:六|六》三千六百
大
百◇◇◇ 坪下を引は以上三百六十間と
方
成残て三千六百廿五坪あり
後の図のごとし
【算盤図】
間
三 角五 ぬり
二 開五間 塗
一 矩 六十間
◇間 三 塗
正 ◇ ◇ 二 之 間
百◇◇◇ 一 図 五
大方 十
十◆◆ 六
◆百◆◆ り 百
ぬ塗 三
三百六十五間
【左丁】
○開立法の事《割書:并|》開立に用る九九の定法
再乗(さいじやう)九九声(くくのこゑ)《割書:一 一 之 一二二之 八 三三二十七 四四六十四 五五百二十五|六六二百十六 七七三百四十三 八八五百十二 九九七百二十九》
【上段】
先位見《割書:とは坪数多少あるを先大かた|何程四方六めんになると也|図をしる事なり》
三方塗《割書:とは大方を究自乗して又三を|かけそれを目安にして残る坪|をたゞ一けたわるなり》
【下段】
大方取《割書:とは先位を見て其当る位を三乗|して其坪数程有坪にて減し|其位を残る坪の上に引付立る也》
《割書:三方|小角》引《割書:とは大方の次へ割付間を九九によび左に置|又右にて大方に三を掛夫へ次の割付間を|くはへ夫に左を掛其坪数程割残す坪で引也》
壱間四方六百の積弐千百九十七坪《割書:是□に四方六めんにして|》拾三間と成
【上段】
【算盤図】
◆坪◆◆ 積置位見る時十の位脇に
◆十◆◆◆◆ 退て左右に十間と置一ノ百
百◆ 坪と成夫に又高十間をかく
千◆◆ れば千坪と成是程有坪積
を減し其上引付て十間
千◆ と大方を立脇の左右は
百◆ 皆破算法十間の次に残
て千百九十七坪後の図
十◆ にあり
◆
【下段】
【算盤図】
◆坪◆◆ 上立大方のごとく脇退て
◆十◆◆◆◆ 又十間置それに元大方の
百◆ 十間よぶ時一ノ百坪と成是三
残 千◆ 方をかくれは三百坪と成是を
大方 十◇ 目安にして残る坪かみ一けたに
わる時大方十間の次に又
目安 百◆◆◆ 三間立次に残る二百九十
脇 百◆ 七坪有脇の目安は皆破
目安 十◆ 算す又次の図にあり