東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

宝玉塵劫記 - 翻刻

宝玉塵劫記 - ページ 50

ページ: 50

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【右丁】    ○開平法の次第 【上段】 先位見(まづくらゐをみる) とは坪数多少あるを先大かた     何ほど四方になると大図を     知ることなり 二方塗(にはうぬり) とは有坪の内にて大方坪を積り     引残る坪をは大方の位一はいにして     夫を目安とし引残坪を先一けたに割也 【下段】 大方取(たいはうをとる) とは先位を見て其あたる位を両     にかけ合千坪数ほとある坪の内     引則其位をある坪上に立る也 角引(すみびき)  とは大方を位にして残る坪割を等分     に二方へぬれとも角あはさるゆへ塗出し     の間を九九によびて割残坪の内にて引也     ぬりだし角         し     大方  た 又かくのことく角あわざるゆへぬり出すあいたを九九によびわり         り のこす坪の内引すつるなり         ぬ   平坪積百四拾四坪《割書:是を四角にして|》拾弐間四方と成 【算盤図】 位見  坪 ◆◆◆◆  先位を見るは爰を一と定桁越して十と上へあげる也     十 ◆◆◆◆    積  百 ◆   十 此十間を九九によび一の百坪引なり             先位を見るに十間に当るゆへ爰に大方十間とたてる也 【左丁】 【算盤図】 【上段①】            右積百四十四位を見て百坪        坪 ◆◆◆◆   残        引上し間立残り四十四坪     十 ◆◆◆◆            此図にあり  大方 十 ◇    此十間へそのまゝ置左に又            この位を倍して二十間と            目安を作る下の図にあり 【上段②】            二二か四是を角引にはらふ也   残   ◆◆◆◆          二           二   塗   ◇◇   此二を九九よび二が四坪下にて引也  大方   ◇  目安   ◆◆   今これは用ひず 【下段①】            是四十間を立目安の廿間   坪   ◆◆◆◆            を以上一けたわれば十間の次に            今又三間立なり   残 十 ◆◆◆◆            又後の図にあり  大方 十 ◇  目安 十 ◆◆ 【下段②】     間 ◇◇  正     十 ◇ ○開平法右の図のごとく也積百四十四坪置先位を見る坪といふ所より一〇 十と次第(しだい)によみ上るとき積(せき)の頭に十あたる也先十間四方となり一ノ百坪積を 引其上へ引付て十間と大方を立る下に残て四十四坪あり又左にしりぞいて 大方の十間を倍して二十間と置これを目安にして残四十四坪をかみ一桁 われば大方十間の次に今二間立下にのこり四坪あり今立る二間を九九 によひ《割書:二|二》ノ四坪引はらへば正十二間と知るなり