翻刻
【右丁】
葎草(りつさう)
一名 蛇麻(しやま)《割書:興化|府志》
かなむぐら
すくもかつら《割書:周|防》
山野(さんや)に多(おほ)し春 実(み)あり生す嫩苗(わかめ)は細長(さいてう)葉(やう)対生(たいせい)し蔓(つる)長(なか)
すれは毛剌(け)【刺ヵ】多(おほ)く葉は楓(かへて)に似(に)て五尖(いつとかり)ありて対生(たいせい)す蔓(つる)一丈 余(よ)
末に穂(ほ)をなして小 淡黄色(うすきいろ)族生(そくせい)す形 尋麻(しんま)《割書:いら|くさ》に似たり此(これ)雄(ゆう)
なり又 穂(ほ)鱗甲(うろこ)をなし松毬(せうきう)《割書:まつ|かさ》の如(こと)く緑色(みとりいろ)の莢(さや)を結(むす)ふ物(もの)は雌(し)也
【左丁 文字無】