翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻31-33 - 翻刻

本草図譜. 巻31-33 - ページ 11

ページ: 11

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【右丁】 ホツペコロイト《割書:荷|蘭》 一種   からはなさう  甲州奥州 南部(なんふ)野州日光山及ひ蝦夷(ゑそ)地にあり春月(はる)宿根(ふるね)より生す蔓(つる)は葎草(りつさう)の如(こと)し剌(とけ)【刺ヵ】あり葉(は) 【左丁】  は円(まる)くして尖(とかり)苧麻(ちよま)に似(に)たり対生(たいせい)す秋月(あき)梢(こすへ)に房(ふさ)をなして花(はな)あり葎草(りつさう)と同し是(これ)は雄(ゆう)なり花ありて  実(み)なく根(ね)は苧麻根(ちよまこん)の如(ことく)又 土中(とちう)に引(ひい)て苗(なへ)を生(せうす)根(ね)甚(はなはた)柔靱(やはらか)引(ひい)て切(きれ)かたし縄(なは)又 織物(をりもの)に作(つく)るへき物(もの)也 一種  くはばむぐら 葉(は)三尖(みとかり)ありて 𦶿(くは)【桑ヵ】の如(こと)し是(これ)雌(し) なり莢(さや)をむすぶ 【版心の中央部】 くはばむくら 【十一行十七字目「苗」は別の字(苺ヵ)の上から書き直した形跡有】