翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻31-33 - 翻刻

本草図譜. 巻31-33 - ページ 60

ページ: 60

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【右丁】 菖蒲(しやうふ) あやめくさ《割書:本草|和名》 吹喜草(ふくきさう)《割書:蔵玉|集》    せきしやう ホウヒユアコリシユス《割書:羅|甸》  渓澗水測(けいかんすいそく)に生(せう)す葉は馬藺(はりん)《割書:ねじ|あやめ》に似(に)て狭(せは)く四時(しき)凋(しほま)す闊(ひろ)さ三分長さ一尺 余(よ)  平(たいら)にして光沢(つや)あり両辺(れうへん)方(しかく)なり根(ね)は節(ふし)ありて蜈蚣(ここう)《割書:むか|で》の脊(せ)に似て緑色(みとりいろ)内【肉ヵ】  淡紅(うすあか)く良香(よきにほひ)ありて味(あしは)ひ辛(から)く夏月(なつ)葉(はの)の【注】中央(なかころ)より穂(ほ)を生(せう)す鼠(ねつみ)の尾(を)の如(こと)く  鱗甲(うろこ)あり実(み)を石間(せきかん)に栽(うゆ)れは生(せう)す荷蘭(をらんた)の説(せつ)に水かわり伝染病(てんせんひやう)に口に含(ふく)  は免(まぬか)るゝこと疑(うたか)ひなし又 眼(め)の昏暗(かすむ)に滴入(てきにう)す 【左丁 文字無】 【注 どちらかの「の」は衍】