翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻31-33 - 翻刻

本草図譜. 巻31-33 - ページ 63

ページ: 63

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【右丁】 一種  ひろうどせきせう  是(これ)にらでより変生(へんせい)したる物(もの)なり  長(なか)さ四五分大さ銭(せん)の如(こと)し是(これ)金(きん)  銭(せん)《割書:汝南|圃史》なり又 別(へつ)に玩賞(くはんしやう)の品  に黄金(わうこん)と云は黄緑(きみとり)の間道(すし)あ  り全(まつた)く黄色なるをやまふきと  云 昼夜(ちうや)は面(おもて)緑色(みとりいろ)脊(うら)は白色  雪山は葉先(はさき)白(しろ)し残雪(さんせつ)は本白  し其余(そのよ)品類(ひんるい)猶(なを)多(おほ)し 【左丁】 白菖(はくしやう) あやめぐさ せうぶ  端午(たんこ)に簷(のき)へ挿(はさ)むゆへのきあやめともいふ泥中に生す葉(は)闊(ひろ)く長(なか)さ三四尺 剣脊(けんせき)  あり冬(ふゆ)は枯(か)る根(ね)肥大(ひたい)にして節(ふし)あり腥気(なまくさきにほい)あり稀(まれ)に葉(は)の側(かたはら)に実(み)あり樅(しう)《割書:も|み》の毬(いか)  に似(に)たり 一種  おにせきせう  山中 自生(しせい)あり四時(しし)凋(しほま)す石昌(せきせう)中にて肥大(ひたい)なる物(もの)なり形状(かたち)石昌と同し是(これ)時珍(しちん)  説(とく)ところの渓蓀(けいそん)水昌蒲なり 【版心の中央部】 白菖