翻刻
【右丁】
鳥【烏ヵ】蘞苺(うれんほ) 一名 五龍草(こりうさう)《割書:医貫|奇方》 ひさこつる《割書:和名|鈔》
びんほづる やぶからし へびうど
人家 藩籬(まかき)に多(おほ)し春月(はる)宿根(ふるね)より生(せう)す初生(▢[めヵ]たし)紅紫色 漸(やうやく)淡緑色(うすみとりいろ)となり葉(は)
は人参(にんしん)に似(に)て一茎 五葉(こやう)なり一 葉(やう)ことに鬚(ひけ)ありて物に紆(まと)ふ夏月(なつ)梢(こすへ)に花房(はなふさ)
を生す上 平(たいら)にして数花(すくは)あり四弁 淡緑色(うすみとりいろ)実(み)は熟(しゆく)して黒色大豆の大さなり
根(ね)は淡紅色(うすあかいろ)指(ゆひ)の大さ土中に引き処々(しよ〳〵)苗(なへ)を生(せう)す
【左丁】
【版心の中央部】
つるあまちや