翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

二日替 : 2巻 - 翻刻

二日替 : 2巻 - ページ 4

ページ: 4

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三才の小児 不 俏 (われ)に問(とふ)ていふ金時が強(つよ)いか弁慶(べんけい)が強かと 日(いわく)金時より金平はつよく弁慶より弁かいはつよし 其つよいにも品定(しなさだ)めありて張(はり)のつよき姉女郎(おいらん)なれば 押のつよき客人(きやくじん)あり猶酒(なをさけ)につよき牽頭(たいこもち)カンの つよき盲人(ざとう)いづれもつはものゝまじはりながら茶のみ ある中の酒宴(しゆゑん)は御子様方の御口に合ず爰(こゝ)に慈悲(しひ) なり椎(しい)の実(み)筆を走(はし)りこくらの走りかきして此ばけ ものを書(かい)たり〳〵頭は申の年(とし)籠(こもり)尾(を)は酉(とり)の年(とし)の 新板(しんはん)もとより文盲(もんもう)慈悲(しひ)なれば大の眼(まなこ)を ひつくりかへしておゝめに御 覧(らん)候へかし            桜川杜芳述