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コレクション: 松平文庫

温古集 五巻 - 翻刻

温古集 五巻 - ページ 48

ページ: 48

翻刻

   明治十五年季候 客臘下旬より一月上旬へかけ降雪僅九寸余初 冬以来の寒中には珍敷軒端之垂氷并汲溜 手水鉢一度も凍らす寒暖計三十七八度 内外麦菜種等之冬作生立能二月上旬より 追々梅花笑みを含み次第に春色を催し四月 中旬桜桃李爛漫菜花黄金の莚を敷くが 如し夫ゟ五月上旬へかけ倍快晴打続魬鰯 大なぎ市中魚店車にて運ふ下旬田植晴雨 都合能無難に済六月上旬麦菜種刈上作