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コレクション: 松平文庫

温古集 五巻 - 翻刻

温古集 五巻 - ページ 49

ページ: 49

翻刻

其後梅雨より引続七月下旬迄快晴少なく 曇天勝八月二日ゟ九日迄れつ風吹六時頃より 一時計快雨に而止廿五日迄曇天勝廿六日ゟ九月四日迄 快天其後十月七日迄晴曇に而八日ゟ廿三日迄快晴 廿四日ゟ段暖雨程能収穫済十一月下旬ゟ時雨 打続廿五六日雪風又時雨続十二月十七日ゟ十九日 より廿二日迄積雪弐尺五寸計所々屋根を掻く 大三十日迄曇雨 当十五年時候如此九月ゟ十月へかけ毎暁日の出前 東方に彗星現れ種々之説を成せしが天変 地妖の災なく全豊気星にや有けん春来田 畑五穀を初都而之諸色悉上作旧来斯る 豊年に土につきて悪しきものは角力取計りと 云へる古諺も有しが此言宜なる哉当秋川北 の村落に豊年祭を催し花角力興行負 たるものにも褒美花を与へたりと実に面白き 趣向なりき