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東郷安原大左義兆糶合
右類様古へゟ例祭なるに馬威の漸々盛ニ成しハ
佐佳枝廼神君御入国ゟ後と見へたり然るに
先年 御一新且つ其後陰陽改暦将タ
廃藩之御趣意等ニ而古記例祭廃すべしとの
命令ハあらざりしも左義兆も村落ニ而ハ総而
旧暦を用ひ矢張り正月十三日ニ立て十五日暁
はやせしが福井市街ハ新暦一月八日ニ可相
改との命令有之 且版籍返上之際ゟ旧藩
御厩を初高知寄合之大身諸物頭其余非
役三百石以上之面々等数多之持馬悉皆放遣
従来担当之御馬方師役之面々数多有しも
賛成周旋之族夫々目的之業ニ従事し
又攻防之ものも指支之廉あり又場所之義も
総而変革よりして御指令ハ勿論夫々協
議もなく廃止せり然る処万国比類なき勇々敷
例祭跡形ももなく廃絶せんハ歎ハしく思ひしに
有志輩非常之尽力例格之旧規を引興シ
従事し手続調練を整へ当十七年一月六日ゟ
下威し八日ニハ花々敷本おどし無故障目出